門まわりのエクステリア工事をするときのポイント

門まわりの外構工事をする際の主なポイントは次のふたつです。

防犯性を高める

門まわりで重要になるのが防犯です。とくに街灯がないエリアで照明を設置するのを忘れてしまうと、夜は真っ暗になり防犯性が低くなるだけでなく、転んでケガをする可能性もあるので危険です。

プライバシーを確保する

玄関は人が行き交う通りに面していると家の中が丸見えになり、空き巣にも狙われやすくなります。目隠しフェンス、ラティス、玄関ゲートなどを設置して、プライバシーを守る対策をしてください。

防犯対策やプライバシーの確保におすすめの方法の一つに、植栽があります。植栽は、四季による変化を楽しめるというだけではありません。道路に面した箇所に樹木を植えることで、目隠しになります。塀やフェンスよりも閉塞感や圧迫感がなく、「勝手口の前だけ」「寝室の窓だけ」といったピンポイントの目隠しにも最適です。

生垣を設置すれば、外からの侵入を防止することもできます。

駐車場のエクステリア工事をするときのポイント

駐車場の外構工事をする際の主なポイントは次のふたつです。

駐車のしやすさを考慮する

駐車場は広さだけでなく駐車のしやすさも重要なので、ゆとりをもってスペースを確保したほうがよいでしょう。将来家族が増えたら大きめの車に買い替える予定の方は、そのサイズに合わせて駐車場を設計しておく必要もあります。

駐輪場を設置するか検討する

意外に忘れがちなのが自転車のスペースです。将来、自転車やバイクなどを購入する予定があるか考え、駐輪場を設置するかどうかご検討ください。

立水栓の設置場所は慎重に選ぶ

駐車場から離れた庭のなかに立水栓を設置してしまうと、車が洗車しづらくなります。立水栓は水を一番使う場所に設置したほうがよいので、設置する場所は家族で話し合って慎重に選んでください。

今人気の外構とは

今人気の外構には次のようなものがあります。

ウッドデッキ

ウッドデッキは木製のテラスのことで、ウッドデッキがあればのんびり読書をしたり友人とバーベキューを楽しんだりできるようになります。

ウッドデッキを設置する際には、堅くて重いハードウッドがおすすめです。腐食や虫害に強く、反りや破損も少ないという特徴があります。塗装や防腐処理などを行わなくても数十年はメンテナンス不要ということから、紫外線や雨風にさらされるウッドデッキ材として最適です。

サンルーム

全面ガラスでできた空間のことで、ガーデンルームやテラス囲いともいわれています。日当たりがよく雨の日も使えるので、ウッドデッキよりも使いみちが多いのです。植物を育てたり、雨の日に洗濯物を干したり、テレワークをするスペースにしたりすることができます。

テラス屋根

サンルームと異なり屋根だけなので、オープンスペースになります。主にウッドデッキ、洗濯干し場、駐輪場などに設置されますが、プライバシーを保護するための目隠しとして使うことも可能です。

トレンドをエクステリアに取り込む際の注意点

設備だけでなくデザインにもトレンドがあります。エクステリアのデザインにトレンドを取り込む際に注意すべき点は次のふたつです。

流行に流されないこと

トレンドを取り入れたエクステリアは今おしゃれに見えても、いずれ新しいトレンドが生まれれば古いと感じてしまう可能性があります。本当にそのデザインが好きなら構いませんが、今流行っているからという理由で選ぶのはよくありません。最近は材料の質もよくなりエクステリアの耐久年数も長くなってきているので、長く使うことを考えて流行に左右されないデザインを選ぶのが無難です。

メンテナンスすることも考慮する

複雑なデザインのエクステリアは手入れが大変です。トレンドのデザインが気に入っても手入れの手間を軽減したいのなら、掃除がしやすいシンプルなデザインにしたほうが賢明です。